8月の北方領土返還運動強調月間に合わせ、千島歯舞諸島居住者連盟標津支部が町生涯学習センター(南1西5)でパネル写真展を開いている。26日まで。「色丹島色丹村 斜古丹港での鯨の引き揚げ作業」「択捉島留別村 留別港での鱒の水揚げ作業の光景」など、豊かな水産資源に支えられた島の暮らしが感じられる30枚が並んだ。会場を訪れた町内の主婦(55)は「対岸の島を毎日眺めて暮らしているが、近くて遠い島。一日も早く自由に往来できる日が来てほしい」と話していた。(北海道新聞根室版2021/8/24 福沢英雄通信員)
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