国後から泳いだロシア人 9月2日にもサハリンに引き渡し

 イジェフスク出身の風変わりなロシア人による外国市民権を取得するための4回目の試みは失敗した。日本の出入国在留管理局は、国後島から北海道に渡ったヴァース・フェニックス・ノカードの亡命を認めなかった。日出ずる国(日本)まで24キロを泳いで渡ったロシア人は故郷に引き渡される。予備的情報によると、来週ロシア領事館に引き渡され、9月2日にサハリンに到着する可能性がある。(KP-サハリン2021/8/29)

札幌の出入国在留管理局はノカードの亡命を許可する説得力のある理由を見つけられなかった。8月27日、日本側は彼をロシアに戻すことに決めた。しかし、日本側は違法な国境通過に関連してノカードを起訴していない。彼は不法滞在に関連して日本から追放される。一方、ロシア側では国境の違法な通過に関して調査が行われている。彼は最大2年の懲役に処せられる可能性がある。

 ノカードは2011年に、不法滞在で日本から強制送還されたのをはじめ、パスポートを偽造した疑いでタイから、そしてビザ制度に違反したとしてバリ島から強制送還されており、今回が他国の市民権を取得するための4回目の試みである。

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