択捉島・別飛汚水が川に流れ込み悪臭数年前に建てられた下水処理施設住宅とつながれず

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択捉島レイドヴォ(別飛)にあるポグラニチニ川に、下水処理されていない汚水が流れ込み、川は黒く変色して悪臭を放っている。8月25日には、レイドヴォの住民が汚水が川に流れ込む様子をビデオと写真に撮影している。汚水が流れ込む現場近くには数年前に建てられた下水処理場があるが、何らかの理由で、地区住民の家の排水管と接続されなかった。数億ルーブルかけて建設したにもかかわらず、使用されないまま、数年が過ぎているが、行政は「工事を請け負った業者が最後まで契約を履行しなかった」と話す。下水処理施設は公益事業として第三セクターのジルコムサービスが管理している。報道を受けて、択捉島を管轄するクリル地区検察当局は、川に排出されている汚水について、水域の保護に関する法律が遵守されているかどうか調査に入ることになった。(サハリン・インフォ2021/9/1)