色丹島のクラボバヤ湾(穴澗湾)内の海岸で、珍しいマンボウが打ち上げられているのをクリル自然保護区職員が見つけた。マンボウは全長2.3mの大きさで、職員によると、嵐によって打ち上げられたという。写真からマンボウは傷を負っていた可能性があるという。クリル自然保護区では、マンボウはプランクトンをエサにして、海流に乗って漂流する。標本となっている最大のものは5mに達する。マンボウは繁殖力が強く、サケが産むタマゴが3,000コラに対して、最大3億個を産むという。9月14日、同湾の海岸にはおびただしいマイワシが漂着し、住民が塩漬けにするためにバケツで拾い集めていた。(サハリン・クリル通信2021/9/14)
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