ロシア下院選挙で、クリル諸島にある3つの市でプーチン大統領与党「統一ロシア」が圧倒的な支持を受けた。サハリン州選挙管理委員会によると、択捉島で投票総数の64.6%、国後島と色丹島では59.8%、北クリルのパラムシル島では61.6%が統一ロシアに投票した。(※サハリン州全体では35.2%) 専門家は、高い支持率について、クリル諸島社会経済発展プログラムの下で、過去5年間に410億ルーブルの資金がクリル諸島に投入されてきたことなどを指摘。クリルの人々は、統一ロシアが数年間続いてきた開発を支持した。過去5年間で、学校・幼稚園、文化スポーツセンター、消防署など53の施設が整備された。近い将来、さらに19の建物が供用開始予定。次のステップはビジネス、エネルギー、観光開発のための特別な税制の創設だ。特別な関税制度と免税特区の創設は、クリル諸島に新しい投資家を引き付けるだろう。(サハリン・クリル通信2021/9/21)
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