択捉島クリリスク(紗那)にあるクリル中等学校では、学校長のイニシャティブで毎日の始業前にロシア国歌が演奏される新しい伝統が始まった。国歌は1日1回、午前8時35分に演奏される。時間は1分間でワンコーラス。児童生徒と教職員は起立して聴く。20年以上軍隊にいた経歴を持つアンドレイ・ゴルバチョフ校長のアイディアで「子供たちが国家の象徴を理解し、敬意を表することは重要であり、幼い時からこの姿勢を植え付けることが重要だ」と話す。実施に当たっては教職員と話し合い、そして保護者の総会でも議論した。「圧倒的多数の親は国歌を歌うことに賛成だった」という。(サハリン・インフォ2021/9/23)
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