「択捉島では乳製品が不足している」と2児の母であるブロガーは嘆いた

択捉島在住のブロガーで、2児の母親でもあるナウモフさんは、島では乳製品がひどく不足していると書いている。乳製品は月に数回、島外から輸送される。「フェリーが着くと、人々はすぐに買い物に行く。船が到着した日に行かないと、乳製品なしで過ごすはめになる。この前は牛乳のない暮らしをした」–。ブロガーによると、島のお店に食料品が届くには1週間かかる。天候が悪いと、それ以上だという。「船が到着し、喜び勇んで店に買いに行くと、並んでいる商品は賞味期限切れであったりする。すべての商店が期限切れの乳製品について警告するわけではない」と彼女は嘆いた。島には自家製の乳製品を販売する農民がいて、少なくとも直販所が2カ所あることが救いだ。コテージチーズ、サワークリーム、ミルク、チーズ、バター…価格はお店より安い。自家製の牛乳は100ルーブルだが、お店では145ルーブルする。先ごろ、サハリン州政府は乳牛を飼育する農家に助成金を出した。リマレンコ知事は「クリルの住民は、高品質で手頃な価格の食品を購入できるようになる。そのためには、大規模な農業会社だけでなく、小さな生産者も支援する必要がある」と語った。(サハリン・クリル通信2021/9/27)

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