クリル諸島への初航海を終えてコルサコフに戻るフェリー「パベル・レオーノフ」は、択捉島からサハリン行の飛行機に乗れなかった観光客14人をピックアップした。グループの1人は「私たちはウラジオストクから来た14人のグループ。今年は新型コロナの影響で国外旅行が出来ず、クリル諸島に初めてきた。来るときはフェリーで、帰りは飛行機を予約していたが、当日空港に行ってみると、時間が変更になっており、30分前に出発したと言われた。私たちには変更の連絡はなかった。それで、本土へ帰る代替手段を探していたら、運よくサハリンに戻るこの船に出会った」と話した。船長によると、「パベル・レオーノフ」は13ノットで航行しており、3日昼頃にはコルサコフに到着するという。(サハリン・クリル通信2021/10/3)
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