4日間、ドクターヘリの飛行を待っていた国後島の重度の脳卒中患者が22日、サハリンの病院に搬送された。サハリン州保健省によると、脳卒中患者の状態と荒天のため輸送することは不可能だったという。この日、医師は患者の状態が安定していることを確認し、ドクターヘリは16:00に国後島に向かい、患者を収容した。情報筋によると、国後島の脳卒中患者を搬送する前に、別のヘリが新型コロナに感染した重症の患者を択捉島から搬送するとともに、23日には心臓発作の患者をサハリンに運ぶ予定。さらに国後島には、ワクチン未接種の肺炎の患者など3人がドクターヘリを待っている。天候が許せば24日に搬送されるという。州保健省によると、ドクターヘリは毎日2回出動し、様々な地域から患者を輸送している。2021年の出動回数は272回にのぼる。また、ドクターヘリが対応できない患者については、緊急事態省(23回飛行)と地域航空のオーロラ航空(38回飛行)が支援している。(astv.ru 2021/10/22)
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