国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区の地方検察官は、未成年者の権利の保護に関する法律の分野で監査を実施した。その結果、南クリル地区で20棟以上の放棄されたアパートなどの建物や建設現場が特定された。これらの建物は所有者による管理がなされておらず、若者たちにとって危険をもたらすことから、市長に対して法律違反を排除するよう提案がなされた。検討の結果、7棟の危険な施設が解体された。これに関連して、地方検察官は、行政府に対して他人に危険をもたらす建物へのアクセスを制限する義務を課すよう求める申請を裁判所に行った。(サハリン・インフォ2021/10/27)
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