国後島ユジノクリリスク(古釜布)に建設される予定の新しい中等学校(定員550人)の設計文書がサハリン州の検査にパスした。建設用地はカレパ通りで、建物は4つの3階建てのブロックで構成されており、総面積は1万4,000㎡。教室のほか2つの体育館、講堂、図書館、診療室、食堂などを配置。バレーボール、バスケットボール、テニスコート、陸上のトラックなども整備される。また、スクール倍6台の屋根付き駐車場も。国後島と色丹島には5つの中等学校があり、生徒数は1,270人。このうち792人が学ぶ南クリル中等学校は2部制で運営されている。近郊のラグンノエ(ニキシロ)、ゴリャチエ・クリュチ(瀬石)、メンデレーヴォ(空港)、オトラダ(近布内)から毎日300人以上の生徒が7台のスクールバスで通学している。(サハリン・クリル通信2021/11/1)
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