サハリン州の文化遺産保護を所管する国家検査官は、択捉島クリリスク(紗那)のアンドレイ・エフドキモフ通りにある「ロシアへの併合を記念した記念碑」など3件を州の文化遺産リストから除外するよう命令を出した。検査官は連邦法の「ロシア連邦の文化遺産(歴史的、文化的記念碑)について」(2002年)に基づいて、歴史・文化の専門家による記念碑の調査を実施。その結果、文化遺産リストに3件の記念碑を含めることは不可能と結論づけた。調査結果にかかわらず、これらの記念碑は所有者によって引き続き維持管理される。(サハリン・インフォ2021/11/2)
コメント