国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区のパベル・ゴミレフスキー市長が新型コロナのワクチンを接種するよう住民に呼びかけた。「住民の皆さん、サハリン地域の疫学的状況は依然として非常に厳しい。国後島と色丹島ではすでに278人が新型コロナに感染し、このうち236人がワクチンを接種していなかった。新型コロナで亡くなった住民は6人、他の病気との合併症で死亡した人が2人、原因不明の肺炎(おそらく新型コロナとみられる)による死者が5人記録されている。11月3日現在で国後島と色丹島で3,678人がワクチンを接種した。(※全人口は1万2000人)ワクチンを接種した人は、感染した場合でも人工呼吸器を必要とした例はなく、すべて軽症で済んでいる。遠隔地である私たちの島では専門的な労働者を必要としているが、ワクチンを接種していなかったために貴重な人材を失っている。住民の皆さん、健康のために専門医のアドバイスに従い予防接種を受ける必要がある」–。(kurilnews.ru 2021/11/3)
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