昨年11月にウラジオストク港から、択捉島の企業家に届くはずだったコンテナが今も同港に留め置かれたままになっている。中身は食料品で数百万ルーブルと推定される。船主と用船した企業間の金銭トラブルが原因で、択捉島の企業家はそのあおりを食った形。食品の賞味期限や保管状態がどうなっているのか不明という。企業家は行政に支援を求めたが、「事業体間の紛争であり、行政には干渉する権利がない」との回答だった。遠隔地から運ばれてくる日用品に対しても、当局がその輸送の保証人として中小企業を守るべきだと訴えている。(サハリン・インフォ2021/11/5)
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