国後島のクリル自然保護区では、保護区内にあるサケが産卵する河川で清掃活動に取り組んでいる。10月31日には保護区スタッフの子供たちが参加して国後島北部のミハイロフスコエ湖へ通じる水路をきれいに掃除した。クリル諸島では台風や暴風雨の結果、河口や湖に通じる水路が小石や砂で覆われることがままある。この状態が数年続くと、その場所は繁殖のリンクから切り離され、産卵が行われなくなってしまう。今年はセヴェリャンカ川河口、ネルディモイ川、ミハイロフスキー湖(国後島北部)、南西部ダニロボ地区のベズィミャニ川で清掃活動が行われた。(サハリン・インフォ2021/11/10)
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