南クリル地区行政府は、1941年から1945年の大祖国戦争に参加した国後島に住む97歳のマリア・ディアジャキナさんが亡くなったと発表した。彼女は、1925年にペンザ州で生まれ、18歳の時(1943年)に前線に志願し、モスクワ近郊の通信連隊に所属。その後、ウクライナ戦線、ベルリンにも行った。戦後の1965年、夫とともに色丹島に移住。オストロブノイ水産加工場で働き、定年後も9年間勤めた。誠実な仕事ぶりから誰からも感謝され、愛された。その後、本土の親戚のもとへ移るまで、地元の生徒たちと交流し教育を支援するなど、ボランティア活動に積極的に参加した。彼女の記憶は南クリル地区住民の心に長く残るだろう。(kurilnews.ru 2021/11/16)
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