国後島・古釜布 野良犬が帰宅途中の男性を襲撃、耳を引き裂いた

12月14夜、国後島ユジノクリリスク(古釜布)のモロデズナヤ通りで、仕事から帰宅途中の男性が野良犬に襲われて、耳を引き裂かれるなどの大けがを負った。被害者の義母によると、「帰宅途中に首輪をつけていない犬がどこからともなく飛び出してきて、彼を倒した。彼は自分の手で身を守るしかなかったが、犬は足や耳にかみついた。近くにいた人が犬に向かって石を投げつけ、追い払ってくれた」という。このエリアでは少なくとも日中、野良犬をみかけることはなかったという。南クリル地区行政府のナタリア・サボチキナ副市長は「法理的には我々には動物を射殺する権限がない。野良犬を管理する会社「ユニバーサル」に情報を送った。野良犬は捕獲され、10日間檻の中に入れられるが、残念ながら国後島にはホームレス動物のための保護施設がないため、いずれ犬を放すしかない」と語った。(サハリン・クリル通信2021/12/14)

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国後島・古釜布の現場付近

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