「占守島の戦争遺産の保存に取り組もう」サハリン知事がセベロ住民に呼びかけ

サハリン州のリマレンコ知事は、北クリル・セベロクリリスクの住民に、第二次大戦の最後の戦いがあったシュムシュ島(占守島)に放置されている戦争遺産の保存に共同で参加するよう呼びかた。知事との直接対話で住民の1人が質問した。「たびたび戦争遺産を盗み出す輩がいて、我々は歴史の一部を失う可能性がある。ここはロシアで戦後もその独自性を維持している唯一の場所で、時間が止まっており、放置された当時の武器などは文化遺産だ」–。知事は「私の答えはイエスだ。クリル諸島における野外博物館のレイアウトを準備している。その中で、当時の遺物が残っていた場所が強調される。一緒にこの作業に参加しよう」と呼び掛けた。一方で、シュムシュ島を管轄する北クリル地区のオヴシャンニコフ市長は、新しい住宅と社会施設の建設がパラムシル島にとって最も苦痛な問題の1つだと述べた。(サハリン・クリル通信2021/12/23)

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