国後島を管轄する南クリル地区検察当局は、4日間続いた暴風雪の後、行政による除雪作業やストップしたままの暖房用熱供給システムの実情を調査し、南クリル地区行政府は住民からの苦情に対応できていないとして、改善するよう勧告した。調査の結果、暴風雪の影響でアパートへの熱供給が止まっていることについて、行政府が適切な対応を取っていないことや家庭ごみを収集するためのルートなど重要な道路網の除雪がタイムリーに行われていないことを確認した。行政府と除雪を管理する公営企業ユジノクリリスクDUに対して、違反を排除するよう勧告した。(サハリン・クリル通信2022/1/8)
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