国後島・クリル自然保護区の訪問者数が倍増 昨年は3,234人を記録 モスクワから500人

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2021年に国後島のクリル自然保護区を訪れた観光客など訪問者数は3,234人に上り、前の年から倍増した。ほとんどは観光客だという。自然保護区には3つのエコツアー・コースがあるが、最も人気が高かったのはゴロブニン火山(泊山)のカルデラで2,766人、405グルーブが訪れた。次いでチャチャ火山(爺爺岳)ルートが389人、52グループ。2021年に新しく設定されたペシャノエ湖ルートは45人、12グループだった。観光客が訪れるのは5月からで、8月が最も多く1カ月で1,260人を記録した。モスクワからの観光客が500人以上で一番多かった。次にエカテリンブルク約100人、サンクトペテルブルク58人、サハリン地域は53人で4番目だった。外国人はベラルーシカザフスタンセルビア、イギリス、モーリシャスなどから訪れている。クリル保護区では「ほとんどの観光客は、環境規制を遵守し、島の自然に気を配っているが、訪問者数の増加に伴い、自然への負荷は徐々に増加している。自然への悪影響が確認された場合、観光は制限される可能性がある」と話している。(サハリン・クリル通信2022/1/14)

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