小クリル列島(歯舞群島と色丹島)にあるユーリ島(勇留島)の無名の2つの湾に、1945年8月のシュムシュ島(占守島)の戦闘で犠牲になったソビエト連邦の英雄2人の名前が付けられた。ロシア軍東部軍管区が伝えた。ニコライ・ビルコフ(当時27歳)とピョートル・イリイチェフ(18歳)で、2人は8月18日の上陸作戦に参加。171高地の日本軍のトーチカから攻撃を受けた時、敵のトーチカの銃眼を自らの体で塞ぎ、味方の進軍を助けた。1945年8月9日から9月2日までの25日間に、サハリン南部とクリル諸島で展開された軍国主義日本との戦闘で犠牲になったソビエト兵士は約2,000人いる。このうちソビエト連邦の英雄の称号が贈られたのはビルコフとイリイチェフを含め14人である。(サハリン・メディア2022/1/17)
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