南クリル地方検察当局は、国後島在住の女性が起こした賃金不払いに関する訴えについて監査を行い、2020年1月から9月まで、雇用主が賃金23万2,000ルーブルを支払っていなかったことを確認した。雇用主が支払いに応じなかったため、行政犯罪事件として訴訟を提起。地方裁判所は雇用主に対して罰金の形で管理責任を負わせるとともに被告の雇用主に未払分の賃金を支払うよう求めた。被告は地裁の決定に同意せず、上訴したが、サハリン地裁も一審の決定を支持した。これを受けて執行令状が提示され、女性に対する未払い分の賃金は全額返済された。(サハリン・インフォ2022/2/4)
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