サハリン州エネルギー省とガスプロム社の幹部が択捉島を訪問し、液化天然ガス(LNG)の受け入れ・貯蔵・再ガス化施設の建設場所を視察した。サハリン州では2025年までに天然ガスへの転換を計画しており、択捉島と国後島は2023年、色丹島は2025年にLNG施設を設置する予定。州エネルギー省のグゼンコ大臣は「2023年の第四四半期に択捉島のガス転換を図るため、小規模LNGプラントの第一段階の設備がサハリンに建設される予定だ」と述べた。また、択捉島にボイラーハウス1棟、ガス火力発電所を2基建設することも明らかにした。大臣は「ガス化は2025年にサハリン州全体でカーボンニュートラルを達成するために不可欠なツールだ」と説明した。(サハリン・インフォ2022/2/8)
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