2019年に北方領土・色丹島をビザなし訪問で訪れた際にロシア当局に一時拘束された通訳の日本人女性が17日までに共同通信の取材に応じ、島内でロシア人男性から手渡された荷物に紛れ込んでいた記録媒体に「機密情報が入っている」と当局から指摘され、自分のものではないと否定したと明らかにした。
ロシアの民放NTVは、日本で「北方領土の日」にあたる今月7日に、拘束について報道。「ビザなし訪問が日本の情報活動に使われている」などと伝えていた。
女性によると、交流があったロシア人男性から、日本の知人に菓子やパンなどの荷物を持ち帰ってくれるよう訪問前に頼まれ了承した。(共同通信2022/2/17)
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