ロシア・カムチャツカ地方知事ソロドフは、ウクライナの状況に関連した一連の制裁措置で、同地方からの水産物輸出に影響がでないことを期待すると、地元業界との会合で述べた。
ソロドフは、同地方にとって水産業は地域経済の基幹産業であり、現在のところ関連する制限が発動していないものの、住民の誰もが一連の制裁措置が水産物輸出に与える影響を危惧していると語り、世界市場で重要な位置づけとなっているロシア産水産物、特に同地方の製品の供給に影響がでないことを望んでいると加えた。
またソロドフは、漁船、水産加工場等への関連機器、スペア部品の調達に懸念を表明し、調達先の変更も含め、輸入代替、置換のためのスキームの構築に取り組む旨を表明した。(ロシア漁業ニュースヘッドライン2022/3/3)
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