択捉島 サハリンからの貨客船、乗客少なく運休 乳製品や野菜などのコンテナ届かず、企業家は怒り心頭

サハリン–北方四島航路で貨客船を運航している海運会社は、3月10日に予定されていた「パベル・レオーノフ」号の運航を休止する。理由は「乗客が少ないため」とされ、同便でサハリンから乳製品や野菜などを輸送するためコンテナを手配している択捉島の企業家は怒り心頭だ。サハリンからの輸送を準備している企業家は16人で、コンテナには数十万ルーブルの投資が行われている。ほとんどは乳製品や野菜、果物など消費者に迅速に届ける必要がある腐りやすい製品だという。昨年、新しい貨客船2隻が就航した時、当局は「島々の輸送の安定性」を保証したが、「(乗客が少なくて)島に船を送ることは不採算だという。島に住むこと自体が採算に合わないというのか」と関係者は怒る。サフコム通信はサハリン州運輸省にコメントを求めたが、約束の時間になっても、それは届かなかった。(サハリン・インフォ2022/3/9)

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