西側諸国のロシアに対する制裁により、一部の市民は砂糖を衝動的に購入し始めた。SNSにはユーザーが目撃した「スペインの恥」(※なぜスペインの恥と表現するのか分からない。他人の行動に対する激しい恥の感情ということらしい)を撮影した映像が投稿されている。いったい何が起こっているのか。衝動買いしているのは主として年金受給者。最初のビデオは、サハリンのテレグラムチャンネル「Suchcaviar」の映像。撮影場所は不明だが、広大なロシアのどこかのスーパーの1つだ。ユーザーは「人々がなぜそれほど多くの砂糖を持っているのかを理解できない」とコメント。2番目のビデオは店内の防犯カメラで撮影された。おそらく開店した直後に、年金受給者の女性が砂糖の棚を「攻撃」する様子を映し出している。3番目のビデオのユーザーは「年金受給者間の争奪の標的となったのは砂糖であり、それがビールでなくて良かった」とジョークを書き込んだ。別のユーザーは「主は憐れみを持っています。見てください。人々は砂糖のために戦っています。なんて恐ろしいことでしょう。主よ、戦争は始まっていません」とコメントしている。4番目のビデオは人気のスーパーマーケットMagnitで撮影された。同じように、大勢の高齢女性が殺到している。「砂糖が不足しているので、購入する必要がある」という。「その様子を見て思った。結局のところ、彼らが砂糖を持ってレジまで行く間に衝突が起こるだろう」とユーザーの1人は書いた。また別のビデオでは、砂糖で一杯になったカートを押す女性が、甘いものに飢えている他の買い物客の「襲撃」を受けた。3月18日、サハリンのブロガーであるウラジミール・イリンは、ユジノサハリンスクの砂糖の価格をチェックすることにした。6つの店舗を巡回したが、半分の店舗では砂糖が全くなかった。販売している店では1kgあたりほぼ100ルーブルもした。(サハリン・クリル通信2022/3/20)
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