国後島のジャーナリスト「100歩の後退であり、日本外交の失敗だ」–領土交渉の停止

「これは100歩の後退であり、日本外交の失敗である」–国後島在住のジャーナリストでエコツーリズム推進団体の代表を務めるオクサナ・リズニッチさんは、ロシア外務省が日本との領土交渉を停止すると発表したことについての感想を自身ブログで語っている。「岸田文雄首相は、前任者の日ロ関係の成果をすべて破壊した人物として歴史に残るだろう。ビザなし交流は真に意義あるビザなし交流ではなかった。それは常に政治的代表団の交流だった。その中でも、私たちは日本人について多くを学んだし、日本人も私たちのことを学んだ」とリズニッチさんは書いている。彼女によると、日本自体が常にロシアとの平和条約の議論を妨げてきたという。たとえば、共同経済活動の議論は純粋に宣言的な掛け声だけであり、何かを実現することにつながることはなかった。「平和条約の提案は、領土の一部を実際にロシアから奪うことを目的としており、決して平和ではなかったが、それにもかかわらず、両国は交渉を続けてきた。平和条約の締結を求めたのは日本側であり、彼らが推進してきた」クリルの女性は強調した。(サハリン・クリル2022/3/22)

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