冬を北海道で過ごしているタンチョウの雌「ベラヤ(シロ=白)」が、営巣地である国後島ベスロフスキー半島(ケラムイ崎)に戻ったことが確認された。「ベラヤ」は2017年から国後島のクリル自然保護区と日本側の研究者が協力して観察を続けている。しかし、今冬、越冬地の北海道でも、国後島でもその姿が確認できなかったことから、関係者は心配していたが、パートナーを伴って4月初めに国後島の営巣地に戻ってきたのが確認された。(astv.ru 2022/4/18)
営巣地がある国後島ケラムイ崎に戻ってきたタンチョウの「ベラヤ」とパートナー(2022年4月1日、セルゲイ・ステファノフ氏撮影)
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