択捉島住民の飲料水の取水口となっているエリアに野犬を保護するための犬小屋が現れ、地元住民は「完全に清潔な環境を維持する必要がある取水口に、どうして野犬施設を持ってきたのか」と行政府の対応を批判している。クリリスク(紗那)住民への飲料水はこの取水口からくみ上げられている。ワジム・ロコトフ市長は「貯水池は外部から閉じられており、敷地内にあるポンプ場は密閉されたているので、犬は入ることが出来ない」と述べる一方、現地を確認するとした。また、野犬対策を担当する公営企業ジルコムサービスは「野犬対策として保護施設が必要だ」としている。(サハリン・インフォ2022/4/20)
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