沈没した巡洋艦「モスクワ」1人死亡、27人行方不明 ロシア「全員避難」を訂正

ロシア国防省は、ウクライナにおける特別軍事作戦で、沈没したミサイル巡洋艦「モスクワ」について、乗組員は全員避難して無事としていたが、一転して「1人が死亡し、27名が行方不明」という声明を出した。国防省によると、「残りの396人の乗組員は、巡洋艦からその地域の黒海艦隊の他の艦船に避難し、セヴァストポリに運ばれた」とし、軍は行方不明者の親戚や友人にあらゆる支援を提供していると主張している。国防省は14日の夜、「巡洋艦モスクワで火災が発生し、乗組員は完全に避難した。ミサイル兵器は損傷せず、火災は局所化されたが、嵐のため目的地の港に曳航途中に沈没した」と発表していた。(サハリン・クリル通信2022/4/23)

沈没前のロシアのミサイル巡洋艦「モスクワ」とされる写真。黒い煙が上がっている=ウクライナのゲラシチェンコ内相顧問のSNSから

コメント

タイトルとURLをコピーしました