ロシア各地の専門医が参加するボランティア医師団「ロシアのフロンティア」が4日、色丹島を訪れ、無料で住民を診療している。聖アンドリュー財団と択捉島の水産会社ギドロストロイ社のイニシャチブで2007年から行われている。色丹島での無料診療は2013年以来で、今回はモスクワやサンクトペテルブルクなどから心臓病、腫瘍、耳鼻咽喉科、整形外科、泌尿器科、婦人科、神経科、内分泌、リウマチなどの専門医14人が訪れた。クラボザボツコエ(穴澗)とマロクリリスコエ(斜古丹)のすべての住民を対象に診療を受け付ける。医師団は10日にサハリンを経由して択捉島に入り、20日まで無料診療を行う。(サハリン・インフォ2022/5/4)
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