北方四島含むクリル諸島 空前の観光ブーム到来か

北方四島を含むクリル諸島(千島列島)がロシア人の新たな観光地として脚光を浴びている。今年7月~8月はほとんどすべてが売り切れ状態になっている。(※ホテルなのか飛行機、フェリーのチケットなのか言及なし) サハリン州観光省によると、コロナ禍で海外旅行が制約を受けたことでクリル諸島への注目が高まり、2021年の観光客数は前年の2倍を記録した。「今年も大勢が訪れるだろう。クリル諸島には大きな需要がある」と観光省はいう。問題は交通とホテル不足だが、国後島では、本格的なホテルの整備に時間がかかることから、オムスクの企業家が「プレハブ型モジュールホテル」を整備するため複数の土地を購入し、まもなく建設を始めるという。また、クリル諸島観光の今年の特徴は、クルーズ船による観光だ。モスクワの2つ企業が企画しており、クリル諸島11日間の周遊プランで1人68万ルーブル、もう一つは「サハリン–クリル諸島–カムチャツカ」を巡るクルーズで、同56万5,000ルーブルで提供している。(サハリン・インフォ2022/5/16)

※資料映像

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