根室・花咲港内にクジラの死骸 体長6.9メートル

 根室市内の花咲港にクジラの死骸が漂着しているのが見つかった。市によると、体長6・9メートル、重さ3・7トンの若いマッコウクジラとみられ、16日に埋却した。(北海道新聞電子版2022/5/17)

 15日朝、「港内にクジラの死骸らしいものがある」と漁業者から根室海保に通報があり、船舶の航行に支障があることから海保と漁業者が死骸を岸壁に係留した。16日朝に港を管理する市が重機で引き上げ、調査用の検体として一部の筋肉などを採取した上で埋め立て処分した。

 市歴史と自然の資料館の外山雅大学芸員によると、市内では2019年にもマッコウクジラの打ち上げがあったという。

 採取した検体は鯨類研究者らでつくるNPO法人ストランディングネットワーク北海道」(函館)に送り、クジラがどのような群れに所属していたかなどを調べる。(武藤里美)

 

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