北方四島の島名変更 「ちょっとバカだと思う」サハリン住民が反対

「歴史的、地理的な現実には注意深く敬意をもって取り組む必要がある」–ロシア地理学会サハリン支部のセルゲイ・ポリマリョフ支部長は、ロゴジン総裁が提案したクリル諸島の島々の島名変更に反対を表明した。国営宇宙開発企業ロスコスモスのロゴジン総裁は国後島択捉島色丹島日露戦争で活躍した巡洋艦や司令官の名前をつけるよう提案。「島々がロシア語の名前を持っていない事実から、ロシアに属していることを疑う人さえいる」と述べていた。astv.ruは街頭でサハリン住民に聞いた。「日露戦争で沈没した軍艦と何の関係があるのか」「現在使われている名称に慣れている」「名称を変更しても意味がない。ちょっとバカだと思う」などと反対の意見が相次いだ。旅行会社アドレナリン・ツアーのヒョードル・ポボルコビッチ氏は「常識のないPRであることは明白。この地域の歴史を完全に誤解している。スズメたちがうるさくなる前に考える必要がある。政治を政治のままにしておこう。歴史と文化は、思慮のない独白よりもはるかに重要だ」と提案をこき下ろした。(astv.ru 2022/5/25)

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択捉島・紗那  ビザなし交流開始を記念して設置された記念碑

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