南クリル地方裁判所は、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の地区中央病院が子供の患者に対して不適切な医療を提供したとして、子供の家族に慰謝料15万ルーブルの支払いを命じる判決を言い渡した。2021年11月、地元の少年は目の下が腫れ、熱が出たため地区中央病院で診察を受けた。その際、医師は薬に加えてティーバッグとキュウリを顔にあてるようアドバイスした。その後、症状が悪化し、少年はサハリンの病院に移送されて緊急手術を受けた。原因は副鼻腔炎のため膿が溜まったことによるものだった。この事案で南クリル地区検察が監査を実施し、少年の祖母の訴えに基づいて訴訟を提起していた。(サハリン・インフォ2022/5/25)
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