国後島のユジノクリリスク(古釜布)–ゴロブニノ(泊)間の高速道路は総延長55kmある。2015年から再建工事が開始された。2020年10月時点の報道によると「これまでに39kmが舗装化され、2021年は47km–55km区間が供用開始となり、2024年末には残る39km–47km区間が完成。全線開通する予定。クリル諸島社会経済発展プログラムの枠内で整備するもので、総事業費は23億ルーブル」とされていたが、実際どこまで進んでいるのかは分からない。2021年に完成するとされていた47km–55km区間は、360度パノラマ写真(2021年11月投稿)で見る限りまだ未舗装の状態で、工事が遅れているようだ。
➀泊から北へ約kmの地点。左上に見えるのは泊山
➀ここはまだ未舗装のまま
➁泊から古釜布方面へ12km地点、ここも未舗装。はるか羅臼山を望む
③右手に広がるのは太平洋。泊から13km地点も未舗装
③
➃泊から16km地点、ここは舗装されている
➄国後島の景勝地の1つオリコノモイの崖。道路は舗装され、駐車スペースもある
⑥泊から21km地点。羅臼山を見ながらの太平洋シーサイドライン
⑦左上にわずかに見えるのは東沸湖。ここも舗装済み
⑧羅臼山を迂回する山岳ルートへ。ここも舗装済み
➈泊から46km地点。左上は古釜布沖。貨物船が見える。白い噴気が上がる右側は瀬石
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