国後島のメンデレーエフ空港が悪天候や濃霧のため数日間、旅客機の離発着が出来ず、ユジノサハリンスクとの定期便が欠航し、約550人の乗客に影響が出た。31日になって、ユジノサハリンスクから約70人の乗客を乗せた第1便が国後島ユジノクリリスク(古釜布)に向けて離陸したのをはじめ、合計3便を運航してユジノサハリンスクで足止めを食っていた約200人を運ぶ予定。一方、国後島側には約350人の乗客が取り残されている。運航会社のオーロラ航空によると、乗客にはホテルと食事が用意されたという。サハリン州政府は、国後島で立ち往生している乗客に対して、フェリーを利用するよう提案したが、乗客は飛行機の再開を待つことを選んだ。(サハリン・インフォ2022/5/31)
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