サハリン1とサハリン2の石油・天然ガスプロジェクトの将来は、主要企業のエクソンモービルとシェルが撤退した後、生産と精製の技術レベルを維持できるかどうかにかかっている。サハリン2に参加している日本企業は、製品の販売と資金調達に関わっているが、石油生産やガスの液化とは関係がなく、技術面での支援は出来ないという。タス通信が日本の専門家の話として伝えた。「したがって、プロジェクトの主要な問題はロシア企業や第三国の企業がプロジェクトにどの程度関与するか、おそらく中国やインドがそこで使用されている技術を効果的に使用できるかどうかだ」と専門家は説明した。さらに、設備の修理・交換などを行っている外国業者もロシアから撤退を表明しており、メンテナンス面でも問題を抱えている。(astv.ru 2022/6/1)
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