ロシア国内でSNSや外国メディアのサイトへのアクセス制限が行われている中、市民の間では通信を暗号化して検閲を回避する「VPN」と呼ばれるサービスを利用してインターネットにつなぐ動きが広がっているが、ロシア連邦通信・情報技術・マスコミ分野監督庁(Roskomnadzor)は、ロシアで禁止されているコンテンツへのアクセスを支援するVPNサービスをブロックするため、あらゆる措置を講じている。「通信に関する法律で、違法なコンテンツのブロックを回避するVPNは脅威として認識されている。公共通信ネットワークの監視および制御センターは、ロシアの法律に違反するロシアでのVPNサービスの運用を制限するための措置を講じている」という。astv.ruは6月1日、高品質で無料のため、ロシアで最も人気があるProtonVPNのサーバーへの接続に絶え間ない不具合が発生していると報じていた。(astv.ru 2022/6/4)
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