日ロ悪化、障害ではない=国後島2遺体引き渡し―松野官房長官

松野博一官房長官は6日の記者会見で、北方領土国後島海岸で見つかった北海道・知床半島沖での観光船沈没事故の犠牲者とみられる2遺体について、「事故の行方不明者であることが判明次第、早期のご遺体引き渡しを受けるべく外交ルートで調整を進めている」と述べた。最初の遺体発見から1カ月が経過したことについては「適時適切にやりとりしており、日ロ関係悪化が障害になっているとは考えていない」と強調した。(時事通信2022/6/6) 

ロシア側“DNA鑑定へ協力要請” 国後島で発見の2遺体

(FNNプライムオンライン2022/5/31)

 北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、国後島で見つかり、現地で安置されている2人の遺体について、斉藤国交相は、ロシア側から、DNA鑑定などに必要な材料の提供を求められていると明らかにした。

維新・鈴木宗男参院議員「(ロシア側から)DNA鑑定の要請が来ていて、日本側が早く返事しなければ、身元確認できない」

斉藤国交相「ロシア側から、(身元の)同定に必要な材料を日本側から提供してほしいと要請があり、いま、家族の間にご協力を求めて、それを集めている」

 観光船沈没事故では、いまだ12人の行方がわかっておらず、ロシアが実効支配する国後島で見つかった2人の遺体は、観光船の乗船者とみられているが、身元が確認されていない。

 2人の遺体は、身元の確認がされていないため、今も国後島に安置されている。

国後島ニキショロ湖に近い海岸線

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