国後島 詐欺と横領で40歳の男を起訴 日本車購入代金などを食料品店開業に充てる

ロシア内務省の南クリル地区当局は、詐欺と横領の疑いで告発されていた国後島在住の40歳の男の捜査を完了した。男は昨年5月から8月にかけて、地元住民から自動車の修理を依頼され、必要なパーツの代金として41万4,000ルーブルと送料7万ルーブルを受け取った。しかし、実際に部品が交換されたのは一部だけだった。さらに11月、別の地元女性からステーションワゴンのエンジンを交換するよう依頼を受け、代金9万8,000ルーブルと送料3万ルーブルを受領。その女性の息子から日本車(SUV)の購入を依頼され、63万2,000ルーブルを受け取ったが、女性と息子はエンジンも日本車も届かなかった。男は受け取った金を食料品店開業資金に充てていた。男は事業が軌道に乗り利益か出たら返済するつもりでいたが、食料品店の経営はうまくいかず、被害者に返金されることはなかった。男は横領、窃盗、詐欺の罪で起訴された。(サハリン・インフォ2022/6/10)

国後島・古釜布(google map ストリートビューより)

コメント

タイトルとURLをコピーしました