ロシア外務省のザハロワ報道官が「ばかげている」と批判していた、北方領土洋上慰霊の案内(参加希望調査)が主催する千島歯舞諸島居住者連盟から届いた。「令和4年度の北方四島交流事業については、ロシアによるウクライナ侵略が発生する中、またロシア政府が『自由訪問と四島交流を停止する』旨を一方的に表明したことを踏まえ、日本政府及び実施団体は当面の間、実施を見送ることとしました。そのため、当連盟では自由訪問見合いの臨時的な事業として、「洋上慰霊」を実施します。(円滑に実施できることを考慮して『中間ライン』手前のコースで計画しています)」–。募集要領によると、7月23日から8月10日までに、いずれも日帰りで歯舞コース(水晶島沖で慰霊)4回、国後島コース(ハッチャス沖で慰霊)6回を予定している。事前にPCR検査を実施するとしている。参加対象は元島民及び2世、3世などの後継者並びに配偶者、4世も可能。各回の定員は同行者を含め42名で、ビザなし交流船「えとひりか」を使用して実施する。
国後島コース
歯舞群島コース
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