北方領土でロシア軍の演習相次ぐ 日本への強硬姿勢を示す狙いか

ロシアのウクライナ侵攻後、北方領土でのロシア軍の演習が相次いでいる。国後島の現地行政府が発行する新聞「ナ・ルベジェ」は15日付で、同島南部の演習場で13日から月末まで3度にわたるロケット弾などの射撃訓練が始まったと報じ、住民に演習地へ立ち入らないよう警告した。また、クリル諸島北方領土と千島列島)で長距離地対空ミサイルシステムS300V4の発射訓練が行われたとも報じた。日本に強硬姿勢を示すロシア側の狙いがあるとみられる。国後島での射撃訓練は、島南部のドゥボボエ村にあるラグンノエ演習場で13~17日に実施。20~24日、27日~30日にも行われる。同演習場がある地域は、根室海峡を挟んで北海道の標津町などと向き合っている。(朝日新聞デジタル2022/6/17)

北方領土などでのロシア軍の演習に参加した長距離地対空ミサイルシステムS300=国後島の新聞「ナ・ルベジェ」提供

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