択捉島の自然の造形美「白い崖」 晴れの日没には鏡のように太陽を反射する

択捉島北部のオホーツク海側にある「白い崖」(ビラ海岸)–。雨が降り、湿度が高いと崖全体が黒っぽく見える。逆に晴天の日没は、鏡のように燃える太陽を反射する。アクセスしにくい場所にある魅惑的な景勝地を訪れた旅行者がテレグラム・チャンネル「Sakhlin Go」に映像を投稿した。30kmにわたって延びる「白い崖」に沿って、クルマが疾走する。泡立つ波が旅行者を駆り立てているようだ。「白い崖」は火山噴火により溶岩が海に流れ込み、海水で急激に冷やされて固まったもの。かつては水没していたが長い年月をかけて隆起し、場所によっては高さ120mにも達する。雨と風によって削られ、形づくられた峡谷は驚くべき自然の造形美。波際から「白い崖」までは1kmの白い砂浜が広がる。(サハリン・クリル通信2022/6/20)

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