ロシア下院 9月3日を「対日戦勝記念日」に改名する法案を否決

ロシア下院は21日の会議で、祝日となっている1945年9月3日の第二次大戦終結記念日を「軍国主義日本に対する戦勝記念日」に改名する法案を否決した。この法案は2020年にロシア最大野党の共産党が提出したが、ロシア政府は「軍国主義日本に対する勝利を際立たせることは、日本とソ連の二国間の戦争を強調することになり、第二次世界大戦終結におけるソ連が果たした役割を低下させる恐れがある」として反対の意向を示していた。一部の政治家は「若い世代、特にヨーロッパに近い地域に住む住民は日本との戦いを知らない。第二次大戦は5月のドイツの降伏で終わったと考えている」と不満を募らせてきた。サハリン州議会などは、名称の改正を求めている。(astv.ru 2022/6/23)

 

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