ロシア外務省「遺体は引き渡される」ノソフ外務省代表が明言

サハリンのテレグラム・チャンネルの1つで、沈没した日本の観光船の犠牲者とみられる遺体3体の引き渡し問題で、日本側は移送コストと北方領土問題の観点からロシア側が提案した移送方法に同意していないという情報が広まったことについて、ユジノサハリンスクのロシア外務省代表部はこの情報を否定し、「遺体は日本側に引き渡される」と明言した。サフコム通信が情報の信頼性を調べるため、ユジノサハリンスクにある日本の総領事館に当たった。外交当局から受け取った情報によると、ロシア側との合意により引き渡し作業は進行中であり、日本に移送される。日本側はロシアの支援に感謝しており、ユジノサハリンスクのロシア外務省代表部と調整しているという。ユジノサハリンスクのロシア外務省代表部のウラジミール・ノソフ代表は電話取材に対して、SNSで拡散した情報を否定した上で、遺体は日本側に引き渡されると明言。特に、6月28日にサハリンのオゼルスコエ村の海岸で発見された遺体については、7月4日に日本の総領事館と協議を行い、遺族から提供されたDNAサンプルがサハリン州ロシア連邦捜査委員会と内務省当局に送られた。正式な確認が得られ次第、遺体の引き渡しに関する実質的な協議が開始される。(サハリン・インフォ2022/7/5)

遺体が発見されたオゼルスキー村の海岸

ノソフ代表

コメント

タイトルとURLをコピーしました