サハリン州のリマレンコ知事、サハリンにおけるロシア外務省代表を務めるウラジーミル・ノソフ代表らが11日、安倍元首相の死去を受けて、ユジノサハリンスクの日本総領事館を弔問に訪れ記帳した。知事は「サハリン州のすべての住民を代表して、元首相のご家族ご友人に心からお悔やみを申し上げる。傑出した政治家だった安倍元首相の非業の死を伝えるニュースは、サハリンの住民をはじめロシア国民の心に痛みとともに伝えられた。私は偉大な政治家の記憶をたたえるために北海道センターを訪れた」と、自身のテレグラムチャンネルに投稿した。安倍元首相は日ロ関係の強化を提唱し、多大な貢献をしたが、とりわけサハリンとの地域間協力においては、経済や人道、姉妹都市交流、市民外交の分野で力強く発展した。「安倍元首相は常に対話の用意ができていた。私たちは偉大な政治家として、素晴らしい人物として記憶するだろう」と付け加えた。知事にはユジノサハリンスク市のナダディン市長とロガチェフ議長が同行した。また、サハリンにおけるロシア外務省代表を務めるウラジーミル・ノソフ代表も弔問に訪れ、最初に記帳した一人となった。(mk-sakhalin.ru 2022/7/11)
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