サハリン西海岸のシャフチョルスク(旧塔路町)の墓地で、第二次大戦のサハリン解放の戦いに参加した軍人の墓が発見され、整備された。愛国教育に力を入れているサハリン州では、大祖国戦争に参加した英雄が眠る埋葬地の改善運動を進めている。ウグレゴルスク市の活動家が、日本軍との戦争に参加して1993年に死亡したイーゴリ・トカレフの墓を発見した。連絡を受けた同市がボランティアを組織し、放棄され荒れ果てていた墓を再整備した。同市は「大祖国戦争の英雄の記憶を引き継ぐことは我々の道徳的義務。埋葬地の改善作業は継続する」と話した。サハリン北部の西海岸にあるアレクサンドロフスク・サハリンスキーでも、1945年に日本の軍国主義者からサハリン南部を解放した戦争で戦死した太平洋艦隊のイワン・テルノフ艦長の墓が、多くのボランティアによって清掃され、花が供えられた。(サハリン・メディア2022/8/3)
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