色丹島の住民はクラボザボツコエ村(穴澗)にある水産加工場から魚油が湾に流れ出ていると警鐘を鳴らしている。海面は不気味な膜で覆われ、悪臭が漂っている。目撃者は「湾全体が魚油の膜で覆われている。水産加工場が湾に直接流していることが分かった。地元住民は激怒している。滑りやすく、歩くと危険だ。鳥が油の膜に浸かってしまうかもしれない。場所によって膜は1cmにも達する。ひどい臭いだ」と話した。この水産加工場はギドロストロイ・グルーブの「クリリスキー・ルイバク」が所有。2019年に操業を始め、1日1,000トンの加工製品を生産している。地元住民は、工場は衛生基準に違反し、汚染の元凶だという。Sakh.online編集部に送られてきた映像を見ると、海面が膜で覆われており、ところどころに、油の塊ができ始め、環境に影響を及ぼす可能性がある。(Sakh.online 2022/8/14)
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